黒じょか
芋焼酎に初めて出会ったのは、大学4年の時だ。2月に卒演が終わり、無事終了と卒業のお祝いに先生に、今はなくなった「かまど」という小さな店に連れて行ってもらった。「これは、なかなか手に入らないんだよー。やっとお店で取ってもらったんですよ。伊佐美っていう鹿児島の焼酎です。」と先生は愛しそうにその瓶を見せてくれた。当時は、焼酎なんて飲んだことがなかったので「はぁ~・・・。そうなんですか」という反応しかできなかった。見た目も右翼みたいなラベルが貼ってあるので、なんだかゴツそうな酒やのうと遠い目で見ていた。気のないおれに、先生は嬉しそうに「こういういい酒はね、薄めちゃいけないんです。希でやって、希で」とぐいぐい進めてくれた。内心「何ー!そのままかよ。だいぶ飲んでるし、きっついのー、そりゃ、先生はいつも飲んでるから・・・。絶対吐く・・・」なんて意を決していただいた。するとどうだろう!!その味は、想像したものとは全く違う、芋の甘い匂いとさらっとした口当たりで本当に上手かった。芋焼酎でこんなに芋の匂いがするんだ!それまで、「純」しか飲んだことがない若造はびっくらこいた(゜o゜) そして、そのあといただいた湯割のおいしかったこと。以来、すっかり芋焼酎にはまってしまった。今のブームが始まるよりだいぶ前の話である。そして、これに拍車をかけたのが、焼酎番長とその先輩N先生である。拍車をかけたきっかけは、utataneでいただいた黒じょかで飲んだ芋!まろやかで、甘くて、ほの温かくて、言葉では表現しきれない上手さだった。他でもいただいたが、utataneほどのまろやかさは無かった。水や割り具合、時間などに気を配っているのだろう。というわけで、そろそろ家でも黒じょかを堪能すべく、一式買い揃えようかと思っている。T先生、何かアドバイスはないですか?
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