教育

知覚して感受すること

今年のテーマは「知覚と感受」。研修で、ずっと教えてもらい続けたこと。子どもが音楽の掛け合いやハーモニーの動きを感じて、それをベースに自分たちの音楽をどう方向つけていくか。ちょうど今のアンサンブルの時期に養わなければならない力である。しかし、これを授業で教えるとなるとなかなか難しい。楽器が好きとか、音楽が好きなど同じような意識を持つ集団以外での、これをどうしたらよいものかいつも悩む。楽しく、正しい音楽を感じさせる。創作がとてもよいと聞くが、これもどうしてなかなか思うように行かない。テキーラリズムパターンの創作。嬉しげにやっているが、テンポ感やアインザッツはメチャメチャ。本人たちは楽しいのでよいではいけなだろうなと感じる。答えが間違ったまま、どんどん次の問題をこなしていく数学と同じになってしまう。アインザッツのずれが気持ち悪かったり、テンポの適当さが流れを阻害していたり、リズムの甘さがグルーブ損ねていることを、どうやって難しくなく知覚させたらいいかわからない。録音して聞かせてみても、「えー変?」となることが多い。ハーモニディレクターで純正律を弾いても「きれー」とはならない。その辺ができないまま次の題材に移るので、音楽における基礎学力がついていない。知覚させることができれば、自分たちで4部合唱、2~4重奏なんかができるようになるとおもうのだが。そういえば、愛知の竜南中の3年生はすごかったなー。アカペラの4部合唱をちゃんと歌っている。和音からはずれてもしっかり戻ってきているから、和音いついては、響きとして何が×で、何が○か知覚しているのだと思う。「一人歌い」の賜物と先生は教えてくださったが、うちの子たちにできるのかなー。でも、できれば子ども達ももっと授業が楽しくなるだろう。

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研修退散!!

昨日、教頭に5年次の予定を聞いたら、研修一覧表なるものを見せてくれた。ふむふむ、5年次研は7月24~28日。なるほど。って!29日が中Bの日ながやけんど。あり得ん。初任者研修室戸宿泊研を思い出す。日にちが重なっていて、県に言ったら、他にもできるものがいるから、任せて研修に来いと言われた。今でも、あのときの県の対応と校長の対応は許せない。そして、今年もこれか。最終的に何を求めて、県は研修をしているのか、疑いたい。お盆にやったらいいやん。盆休みらいるか!!何ぼでも研修に出て行くワイ!俺の夢の邪魔すんな。そんな分けで、今年はどんな足かせや障害があろうとも、絶対にやつらを四国の舞台にたたせる。どんな手段でも使ってやる。人になんと言われようが、知るか!ちょっとしんどうなりそうなけど、頑張るか!

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愛知研修 2時間目 1年生音楽

土曜日に愛知県から無事帰ってくることができた。行く前は、「飛行機、めちゃくちゃちっちゃいき、怖いでー。プロペラ機やなかったろうか」と脅かされ、だいぶびびっていたが、なんことはない、ちゃんとジェット機だったので、安心した。しかも、愛地行きの隣には、本物の福岡行きのプロペラ機が止まっていたので、余計に気持ちが落ち着いた。ただ、小さい。イスの背もたれが直角に等しい角度で、1時間程度のフライトでもちょっと肩がこった。やはり、飛行機はジャンボジェットに限る。と、アホなことを考えながら、旅立った愛知県。向かうは、全音研で発表した岡崎市立竜南中学校だ。生徒数700人の高知から見ると大規模校だが、岡崎市では中ぐらいの規模だそうだ。公立だが、開校20年の新しい学校だという。名古屋市からJRの快速で30分ほどの場所にあるベットタウン内の学校だ。生徒の半数は、トヨタで働く子供が通っているとのことだ。全国から子供が集まっていることになる。まず、驚くのは学校の落ち着き。700人クラスになると高知では、アップアップで、荒れるのが関の山だが、ここは違った。男子は全員が首のホックまでしめている。そして、廊下を歩くと、ちゃんと目を見て、「こんにちはー!」とさわやかな挨拶で出迎えてくれる。しかも、廊下ですれ違う生徒は、一人残らずはっきりとした声であいさつするのだ。すごーい!!生徒指導に重きを置いていることがよくわかった。しかも、四国のE県のような「あいさつさせられている」感がない。これは、授業もすごいのだろうなーとわくわくして音楽室にあがる。そして、高知から出てきた田舎教師は授業の号令に度肝を抜かれる。「姿勢、お願いします!お願いします(全員)!!!」のすごい号令で授業が始まった!少なくとも高知県で見た中学校のなかでは、授業はもちろん、部活でもこんなしっかりとした挨拶をする学校はない。そのまま授業が始まる。最初は、1年生。教材はアイーダの行進曲。これに原語で取り組んでいる。一度、全員で歌う。1年生にしては、声に響きが乗っている。声帯のバランスがとれて、響きがでているものもいる。うちのまんま地声か、うすうすのファルセットの歌声とは違う。そして、「ペア歌い」が始まった!「ペア歌い!目と口がしっかりとあいているかお互いが向き合って確認しあいなさい!」と指示が出た。「え!」瞬時に子供たちはペアをつくり、向かい合って歌い始めた。目を全開にして、口も大きく開けて歌う生徒たち。そして、それをチェックして、「あいてないよ。」「すごい、いっぱいあいてるよ」とチェックする生徒たち。俺は授業でそんなことできっこないと思っていた。でも、現実、目の前でそれが行われていた。驚いた。その後も驚く。「チェックできたか?」「じゃー一人歌いで行こう」。「歌いたいもの?」なんと10数名が挙手をした。「ちょっと少ないなー。よし、○○。歌ってみなさい」生徒は、アカペラで歌い始めた。うまくはない、のどが開いていない。でも、一人でしっかりと歌っている。「あり得ない。俺は何をしてたのか。何を目標にしていたのか」自分の授業のレベルの低さと理想の低さに気づかされた。歌い終わると皆から激励の拍手が送られる。「どうやった?」「思ったより喉が閉じてしまって、うまく響かせられませんでした」「そうか、でも、ところどころよく喉が開いて、いい声になっていたぞ」。なんて授業でしょう・・・。「はい、では、次の人」竜南中の音楽の授業では、これがごく当たり前の毎日の授業のワンシーンだった。

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